1 版画家 桑田 幸人

第33回日現展で最高賞・日現大賞に輝く

家畜病院を経営するかたわら版画の創作活動に取り組む倉吉市秋喜の桑田幸人さん(71歳)が、第33回日現展(日本現代美術協会主催)の最高賞である日現大賞に輝いた。日現展は新しい感覚と、創造性を追求し日本画、版画、アクリル、油彩など幅広いジャンルで公募されている国際展。
桑田さんが版画を始められたきっかけは、社公民館の公民館活動のサークル・版画教室に参加されてから。三作目の作品が全展(全日本美術協会)に入選という三段跳びの離れ業で才能を開花。その後4年間連続で入選を果たし、各種展示会にも連続して入選・入賞して瞬く間に版画家としての地位を築いて来られた。
「作品には主張がないといけない。いい作品とは、自分の主張が正しく伝わった作品だ」と桑田さんは語る。「主張」が通常のデッサンの殻を突き破り、活き活きとしたフォルムを「牛」や「滝」に与えている。そのデッサン力を支えているのが、医学の顕微鏡観察で鍛えた冷静で徹底した観察眼にあるところが大変ユニークで興味深い。
桑田さんは一作品に2〜3ヶ月をかけて制作される。デッサンに半分、刷りに半分とのこと。独自の刷りの技法で版画界に新風を送る。71歳にして伸び盛りとは驚くばかりだ。

版画家 桑田幸人 主な受賞歴

2005 県展初入選
2006 第56回板院展努力賞
第52回倉吉市美術展市展賞(以降5年連続市展賞)
第50回鳥取県美術展奨励賞
2008 第27回日現会展大阪市教育委員会長賞
2009 第50回日本版画会展東京都知事賞
2010 第51回日本版画会展会友推挙賞
第29回日現会展大阪市立美術館長賞
2011 第57回倉吉市美術展無鑑査・特選賞
第30回日現展会員推挙賞
第52回日本版画会展準会員推挙賞
第55回鳥取県美術展県展賞賞▽砂丘ふらここ展招待作家
2012 第56回鳥取県美術県展賞
2013 第57回鳥取県美術展無鑑査
第58回倉吉市美術展特選賞
第54回日本版画会展会員推挙賞
2014 個展(百花堂)開催
第33回日現展日現大賞

 

受賞おめでとうございます。

桑田さんは、昭和59年地区公民館版画教室からの出逢いでした。
当時、池本正公民館長の指導で発足、約20名余の参加者で活動4年後位には、東京上野美術館で開催された全日本美術協会展に出展、入選されております。
しかし、指導者の病気により自主活動、社公民館版画同好会として活動を続け、今年で31年となり現在の会員数6名で作品の作成をし、地区公民館文化祭出展など年間3~4回の展示会に出展しております。
桑田さんはずば抜けた技量を発揮され今回までに数多くの出展受賞されました。その間、例会はもとより会員個々に指導され制作活動の中心的な人材であります。桑田さんは『多くの方々の目に触れ意見をいただいてこそが技術向上につながる。積極的に展示会に出展することが望ましい』と結束の中心となっておられ、同好会にはなくてはならない人であり更なる指導を願っております。

社版画同好会代表 長田 司

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